庭を駐車場にするメリットとデメリットとは?

はじめまして。広島にて外構、庭の設計・施工・管理を行っている㈱tuinのウエダです!

今回は、庭を駐車場にするメリットとデメリットについて書いていきたいと思います!

庭を駐車場にすることのメリット

庭を駐車場にすることには、以下のようなメリットがあります。

スペースの活用方法として、庭を駐車場にすることで、スペースを有効活用できる

普段はほとんど使用しない庭スペースを、車の駐車場として利用することで、スペースの活用方法が多様化されることになります。例えば、駐車場の利用がない時には、バーベキューや洗車、作業場にすることが可能になります。

コストを抑えることができる。

植木や庭石を移動させ駐車スペースが生まれる場合は、駐車場を新たに建設する必要がないため、建設費用が削減できる。

車を常に庭に駐車しておくことで、盗難や破損などのリスクを低減できる。

車を駐車場に停めることで、路上駐車や公共駐車場での駐車リスクを低減することができます。

駐車場を作ることで、車のメンテナンスがしやすくなる。

庭スペースを駐車場として利用することで、車を駐車したまま車のメンテナンス作業ができるため、作業効率が上がります。

以上のように、庭を駐車場にすることで、スペースの有効活用や費用削減、盗難や破損リスクの低減、メンテナンス作業効率の向上などのメリットがあります。

庭を駐車場にすることのデメリット

庭を駐車場にすることには、以下のようなデメリットが考えられます。

庭を駐車場に変えることで、庭の美観が失われる可能性がある。

庭は、緑の多い場所であり、その景色や雰囲気が家を包み込んでくれる場合があります。しかし、庭を駐車場に変えることで、景観や雰囲気が大きく変わってしまうことがあります。

庭の状況により高額な工事金額になることがある。

高低差のある庭の場合、掘削や土留め工事が必要になるため、費用が割高になってしまいます。また、大きな立派な木や石がある場合も費用が高くなりやすくなります。

駐車場から車のエンジン音や排気ガス、タイヤの跡などが庭に漏れる 。

車が駐車された駐車場からは、車のエンジン音や排気ガス、タイヤの跡などが庭に漏れる可能性があります。これにより、庭が汚れたり、草木が枯れたりすることがあります。

駐車場からの水はけが悪くなる 。

駐車場に車を駐車することで、駐車場からの水はけが悪くなり、庭の草木が水没する可能性があります。特に、強い雨が降った場合は、駐車場からの排水が庭に流れ込み、庭が水浸しになることがあります。

以上のように、庭を駐車場に変えることには、景観の損失や高額な工事金額、駐車場からの漏水や音・臭いの問題など、様々なデメリットがあります。このため、庭を駐車場にするかどうかを慎重に判断する必要があります。

庭を駐車場に変えるための準備

庭を駐車場に変えるためには、以下のような準備が必要です。

駐車場の場所を決める

庭を駐車場にする場合、車を駐車するための場所を決める必要があります。駐車場にする場所は、車の大きさや形状、敷地内のレイアウトに合わせて決める必要があります。また、駐車場にする場所には、太陽光や風などの自然環境にも配慮する必要があります。

庭を駐車場にするために必要な手続きや許可について確認する

庭を駐車場に変える場合、自治体の条例や法律に基づいて許可を得る必要があります。敷地内の駐車場に関する規制や制限について、事前に確認しましょう。

駐車場の設置に必要な予算を見積もる

庭を駐車場に変えるためには、地面を固める工事や駐車場の舗装工事、駐車場ラインの引きなど、多くの費用が必要になります。予算を見積もり、必要な費用を把握しましょう。

以上のように、庭を駐車場に変えるためには、駐車場の場所を決め、許可を取得し、予算を見積もる必要があります。これらの準備を事前に行うことで、スムーズに庭を駐車場に変えることができます。

庭を駐車場に変える方法

庭を駐車場に変えるためには、以下のような方法があります。

地面を固める

庭スペースを駐車場に変えるためには、地面を固める必要があります。このため、舗装工事を行うことで、地面を固めることができます。また、コンクリートを敷いたり、アスファルトを敷いたりすることで、地面を固めることもできます。

駐車場ラインを引く

庭スペースを駐車場に変えた場合、駐車場ラインを引く必要があります。これにより、駐車スペースの境界を明確にし、車の駐車がスムーズになります。

車を駐車するスペースを作る

車を駐車するためのスペースを作ることで、駐車がしやすくなります。庭スペースに車を駐車する場合、車の大きさに合わせたスペースを確保する必要があります。

以上のように、庭スペースを駐車場に変えるには、地面を固め、駐車場ラインを引き、駐車スペースを確保することが必要です。これらの作業には専門的な知識や技術が必要になるため、プロに依頼することがおすすめです。

庭を駐車場に変えた後のメンテナンスについて

庭を駐車場に変えた後のメンテナンスには、以下のような点があります。

駐車場の清掃

駐車場に車を駐車することで、車の排気ガスや雨水などが庭に落ちて汚れが溜まることがあります。そのため、駐車場の定期的な清掃が必要になります。ホウキやブロワーなどを使って、駐車場周辺の掃除を行いましょう。

舗装の補修

駐車場には車の重量に耐えられるように舗装が必要になりますが、時間の経過や天候の影響で舗装が損傷することがあります。この場合、舗装の補修が必要になります。舗装の損傷を見逃さず、早期に補修することで、駐車場の耐久性を高めることができます。

駐車場ラインの補修

駐車場ラインも、時間の経過や天候の影響で損傷することがあります。駐車場ラインが見えにくくなった場合は、補修することが必要です。

草木の手入れ

庭を駐車場に変えた場合でも、庭に植えられている草木や植物は、定期的な手入れが必要です。草木の手入れを怠ると、庭スペースが草ぼうぼうになってしまうため、定期的に手入れを行いましょう。

以上のように、庭を駐車場に変えた後も、駐車場の清掃や舗装・ラインの補修、草木の手入れなど、定期的なメンテナンスが必要です。これらのメンテナンスを行うことで、駐車場の耐久性を高め、長期間にわたって利用することができます。

まとめ

【メリット】

  • スペースの活用方法として、庭を駐車場にすることで、スペースを有効活用できる。
  • コストを抑えることができる。
  • 車を常に庭に駐車しておくことで、盗難や破損などのリスクを低減できる。
  • 駐車場を作ることで、車のメンテナンスがしやすくなる。

【デメリット】

  • 庭の景観が損なわれるため、住宅価値が下がる可能性がある。
  • 庭の状況により高額な工事金額になることがある。
  • 駐車場から車のエンジン音や排気ガス、タイヤの跡などが庭に漏れる可能性がある。
  • 駐車場からの水はけが悪くなり、庭の草木が水没する可能性がある。

以上のように、庭を駐車場にすることには、スペースの有効活用や建設費用の削減、盗難や破損リスクの低減、メンテナンス作業効率の向上などのメリットがあります。庭の景観が損なわれる可能性や庭の状況によっては高額な工事金額になる。駐車場からの漏水や音・臭いの問題など、デメリットも存在します。このようなメリット・デメリットを考慮して、庭を駐車場にするかどうかを判断することが大切です。

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この記事を書いた人

tuin代表の上田和希です。