植物や自然で癒される理由3選

「なんで植物を見ていると気持ちがおちつくのだろう?」

「自然豊かな地域に魅力を感じるのはなんでだろう?」

こんにちは。

tuinのウエダです!

自然はとても魅力的ですよね。

私は、日常生活でストレスがたまると、田舎に自然を求めドライブにいくという生活をしていました。

自然が大好きなことも理由のひとつですが、なぜこんなにも惹きつけられるのだろうと疑問に思っていました。

その時に学んだ、自然の魅力や効果を説明していきたいと思います。

身近な住環境も豊かになるきっかけとなれば幸いです。

森林浴の効果

森林浴という言葉は、知っている方も多いのではないでしょうか?

森林浴には、癒しの効果や落ち着きやすらぐ効果があるとされています。

ストレスを多く抱えている人には、とても魅力的な効果だと思います。

では、森林浴とは具体的にどのような成分を浴びて癒されているのでしょうか?

マイナスイオン

マイナスイオンとは、空気中に存在するイオンの一種で、電気的に帯電しているマイナスの電荷を持った分子のことを指します。

森林や滝の近くであったり、日常生活においては雨上がりなどに多く存在しています。自然の中で過ごし、爽快感を感じたことがある人もいるのではないでしょうか?

この正体がマイナスイオンです。

マイナスイオンには・細胞の活性化・抵抗力を高める・血液をサラサラにする・自律神経の調整などの効果があります。細胞の活性化や老化防止といった魅力的な効果があるのです。

また・癒しの効果・心やすらぐ効果もあります。血圧がさがったり、爽快感を感じたりと普段のストレスからも解放され、疲労防止や回復などに役立ちます。疲れている人にはピッタリの効果です。

以下に、マイナスイオンが持つ可能性のある効果をいくつか挙げてみます。

  1. リラックス効果:マイナスイオンは、リラックス効果があると言われています。マイナスイオンを多く含む空気を吸うことで、ストレスや不安を軽減するという報告があります。
  2. 気分の向上:マイナスイオンは、セロトニンの分泌を促進すると言われています。セロトニンは、気分を安定させ、不安やうつ病を軽減する役割があるとされています。
  3. 免疫力の向上:マイナスイオンは、免疫力の向上にも関連していると言われています。マイナスイオンを吸入することで、体内の酸化ストレスを軽減し、免疫力を高めることができるとされています。
  4. 疲労回復:マイナスイオンは、疲労回復にも効果があると言われています。マイナスイオンを多く含む空気を吸うことで、体内の酸素を増やし、疲れた体を回復させる効果があるとされています。
  5. アレルギー緩和:マイナスイオンは、アレルギー症状を緩和する可能性があると言われています。マイナスイオンが空気中の有害物質やアレルゲンを中和することで、アレルギー症状を軽減するとされています。

フィトンチッド

フィトンチッドは、植物が放出する揮発性有機化合物の一種で、主に葉や樹皮、花などの表面に存在しています。フィトンチッドは、植物が自身を守るために放出される防御物質の一つであり、空気中に放出されることで、植物の生育を助けると言われています。

森林の中では、多くの動物や虫、菌などがいます。それらの、フンや死骸、草木の腐敗などキツく臭い匂いはたくさんありますが、森林の中にはそのような臭い匂いなどはありませんよね。植物から作りだされるフィトンチッドのおかげで、森林の空気が浄化されているからです。

また、人体にも多くの有益な効果があります。

以下に、フィトンチッドが持つ可能性のある効果をいくつか挙げてみます。

  1. 抗菌・消臭効果:フィトンチッドには、強い抗菌・消臭効果があると言われています。フィトンチッドが空気中に放出されることで、空気中の細菌やウイルス、カビなどを抑制することができます。
  2. ストレス軽減効果:フィトンチッドは、ストレス軽減効果があると言われています。フィトンチッドを吸入することで、交感神経が抑制され、副交感神経が活性化するため、リラックス効果が期待できます。
  3. 免疫力向上効果:フィトンチッドには、免疫力を向上させる効果があると言われています。フィトンチッドを吸入することで、体内の自然キラー細胞の数が増加し、免疫力を高めることができます。
  4. 睡眠改善効果:フィトンチッドは、睡眠の質を改善する効果があると言われています。フィトンチッドを吸入することで、交感神経が抑制され、副交感神経が活性化するため、より深い眠りを得ることができます。
  5. 集中力向上効果:フィトンチッドは、集中力を高める効果があると言われています。フィトンチッドを吸入することで、脳内のドーパミン分泌が促進され、集中力が向上するとされています。

木の香りに癒される理由のひとつに、フィトンチッドが関係しています。

植物は成長の過程で、たえず侵入してこようとする有害な菌や昆虫から身を守るために、芳香性フィトンチッドを放出します。

また、森林の木々が木製品になってもフィトンチッドの効果が持続します。代表例でいえば、クスノキのタンスには防虫剤がいらないなどが有名ですね。ヒノキ風呂も防カビ抗菌作用で有名です。

このように、木の家や木質の内装の部屋では、森林浴と同じ効果があるとされています。木のお家でリラックスした心安らぐ空間を作ることができます。

緑の効果

「緑色は目にいい」という言説を、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。私たちは光によってモノを見ることができますが、光の性質の一つである「波長」の長さによって、見える色が変わってきます。緑色に見える波長は、可視光線の中でもおよそ真ん中に位置し、他の色よりも目に負担をかけることなく知覚することができるのです。

単に色を知覚しやすいだけでなく、緑にはさまざまな効果があります。最近では、オフィス内の緑視率を高めることで職場環境を向上させようという動きが広がってきました。デスクワークの場合、仕事中はどうしても長時間パソコンの画面を見ることが多くなりますが、職場に緑を取り入れることで目への負担が軽減され、疲労感を減らすことが可能です。

昨今、テレワークが働き方の中心になっている人も多いでしょう。オフィス勤務と在宅勤務で働く時間は同じなのに、在宅勤務のほうがなんだか疲れやすい。そう感じている人は、自宅のワークスペースにおける緑視率をあげてみるといいかもしれません。視界に占める緑視率が10〜15%のとき、集中力が高まりパフォーマンスが発揮しやすいと言われています。デスクに観葉植物を置いてみるなど、緑を意識した空間づくりが効果的でしょう。

以下に、緑の効果として知られているいくつかの点を挙げてみます。

  1. リラックス効果:緑色を見ると、人は自然の中にいるようなリラックスした感覚に陥ることがあります。これは、緑色が自然や平和、落ち着きを連想させるためです。
  2. 集中力向上:緑色は目にやさしく、視覚的な疲れを軽減する効果があるとされています。このため、緑色のものを見ることで、集中力が向上するという報告があります。
  3. ストレス軽減:緑の色は、心理的なストレスを軽減する効果があるとされています。緑の自然の中に身を置くことで、リラックス効果やストレス軽減効果が得られると言われています。
  4. 創造力向上:緑色は、創造力を刺激するとも言われています。緑の色に囲まれた環境では、新しいアイデアが生まれやすくなるという報告があります。
  5. 心身の健康増進:緑の色は、身体や心に良い影響を与えるとされています。例えば、緑色の光を浴びることで、免疫力の向上や血圧の低下などが報告されています。

以上が、緑の効果として知られているいくつかの点です。ただし、人によって感じ方や効果が異なる場合があるため、一概に効果があるとは言い切れません。

1/fゆらぎの効果

自然界に存在するものには、必ず「ゆらぎ」があります。一定に見えても厳密には一定でありません。

ゆらぎのない自然物はないということです。

以下に、1/fゆらぎが持つ可能性のある効果をいくつか挙げてみます。

  1. 心理的な安定効果:1/fゆらぎは、心理的な安定感を与えると言われています。1/fゆらぎを持つ音楽を聴くことで、脳波のα波が増加し、リラックス効果が期待できます。
  2. 集中力向上効果:1/fゆらぎは、集中力を高める効果があると言われています。1/fゆらぎを持つ音楽を聴くことで、脳内のドーパミン分泌が促進され、集中力が向上するとされています。
  3. 睡眠改善効果:1/fゆらぎは、睡眠の質を改善する効果があると言われています。1/fゆらぎを持つ音楽を聴くことで、交感神経が抑制され、副交感神経が活性化するため、より深い眠りを得ることができます。
  4. ストレス軽減効果:1/fゆらぎは、ストレス軽減効果があると言われています。1/fゆらぎを持つ音楽を聴くことで、ストレスホルモンのコルチゾールの分泌が減少し、リラックス効果が期待できます。
  5. 自己調整効果:1/fゆらぎは、自己調整効果があると言われています。1/fゆらぎを持つ音楽を聴くことで、自律神経のバランスを整え、自己回復力を高めることができます。

以上が、1/fゆらぎが持つ可能性のある効果の一部です。ただし、1/fゆらぎに関する科学的な研究はまだ限られており、その効果についてはさまざまな意見があります。

1/f(えふぶんのいち)ゆらぎは、規則性と突発性、予測性と逸脱性が適度に組み合わさったもので、居心地のよい空間と情報を与え、人の心を落ち着かせるといわれています。

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この記事を書いた人

tuin代表の上田和希です。